読書会で未来についてあれこれ考えてみた
先月末に『ツンドクブ』の
~「シナリオプランニング」を読んで、あなたのライフシナリオを
というイベントに参加しました。
ツンドクブって何?
『ツンドクブ』とは
ヒルズブ!という「六本木ヒルズまわりで活動している部活/イベントのコミュ二ティ」の1つで、
「読まないまま積み上げている本(積読本)を持参してアウトプットして分かち合う読書部」
です。
積読本を持参して、ただ黙々と読み進めるわけではありません。
ファシリテーターの進行のもと
"質問"や"チーム"の力を上手く使い、短い時間で要点を掴み
その体験をその場にいる人達と共有する「ワークショップ型の読書会」です。
リーディング・ファシリテーターって何者ですか?
主催者の松岡亜樹さんは
Read For Actionのリーディング・ファシリテーターの1人です。
Read for Actionとは
神田昌典さんが主宰する「行動するための読書会」のネットワークのことで
リーディング・ファシリテーターとは、
簡単に言うと、その読書会の"進行役"です。
もっと詳しく知りたい方はコチラ↓
Read for Actionとは
リーディング・ファシリテーターとは
僕はRFAの別のファシリテーターの方の読者会にも幾つか参加した事があります。
主旨は同じでも、ファシリテーターによって作り出す場もそれぞれ"個性"が出て面白いです。
では、そろそろ本題に入ります。
「シナリオ・プランニング」ってどんな本?
ツンドクブは普段、各自が所有しているンドク本を持参する形が多いのですが、先月末のイベントは「シナリオ・プラニング」という本が課題本でした。
課題本と言っても読んでこなくてもOKで
僕も堂々と「未読」で参加しました。
〜未来を描き、創造する〜という副題の通り、"未来"にまつわる本です。
本の主旨についてはこちらの動画を見てもらうと手っ取り早いです。
(約2分)
監修を担当されている野村さんは次のように述べています。
シナリオ・プランニングとは
「必ず起きること」を予測するものではなく、むしろ「 です。起きるか起きないかわからない」未来を複数描き、それに備えようとする方法論
今回のツンドクブでは、本の内容の読み解きだけでなく
・10年後の自分になりきってペアで話したり
・本を参考に将来起こるであろう問題についてグループで話し合ったり
・10年後の今日の日記を書いてみたり
・将来の「人生の分かれ道」をいくつか想定し、それぞれの道でどんな自分になっているかシェアしたりと
いくつかのワークと共に進められました。
「未来」について考えるときに
1人よりも、こうして世代や背景が違う人達が集い意見を交わした方が起こりうる様々な未来を想起しやすいと実感しました。
で、どんな未来を描いたの?
シナリオ・プランニングを読む目的は
未来思考をインストールすること
とファシリテーターの松岡さんはおっしゃっていました。
「未来思考」とは
今の延長線上で未来を考えるのではなく
在りたい未来を想像し、そこから逆算して現在をどう歩むべきかを考えていくこと
です。(たしか)
今まさに人生の分岐点に立ち、未来像を模索していた自分にとって旬な内容でした。
では、実際に自分の未来を描いたワークをご紹介します。
・まず、自分の人生の分岐点になるであろう「分かれ道」を考えます
・その分かれ道の両極の2つの場面を矢印の両端に書きます(軸1)
・そして、さらに別の軸を想定してクロスさせます(軸2)
具体的には、松岡さんは自身の場合を例に出し、
①会社員↔︎個人(独立)
②日本↔︎国外
という2軸で4つの場面での未来を想像しました。
この軸を決めるところから自由だったのですが、他の軸が思い浮かばなかったため
僕も同じような軸で10年後の4つの場面を考え、そのときのメンバーでシェアしました。
その内の一つを紹介します。
10年後、「日本」に住んでいて、会社員ではなくフリーランスもしくは経営者として「独立」して活動しているケース:
2024年7月末 44歳
僕はフリーのマルチクリエイターとして活躍しています。
作家、ブロガー、コピーライター、作曲家、作詞家など幅広い顔を持ち
作家としては小説や絵本、エッセイなど著者もいくつか出版。
他のクリエイター達とコラボしてのユニークな"ものづくり"やありそうでなかった独自のイベント企画も多数手掛ける。。。
4つのシチュエーションの中でも1番「核」になっている内容だったのでピックアップしました。
(当日のワークのときよりも妄想をさらに膨らませて書いてみました)
数年後、全然別のことを語っているかもしれませんが、最近僕はそんな未来を描いています。