坂下春樹の妄想ラボ

あなたの想いを整理してシンプルで響く言葉に結晶化するコピーライター/はじめの一歩を応援するコミュニティ「ドクラボ」プロデューサー

なぜ小さな事からコツコツやった方がいいのか?≪知識編≫〜潜在意識との上手な付き合い方〜

 
今回、僕がお伝えしたいのは
自分の決めた小さい事を実行していくことは、
あなたの人生を切り開いていく
ということです。
 
当たり前でフワッとした感じに聞こえるかもしれませんが、
根性と忍耐でとにかく頑張れ!って話ではありません。
 
 
話の軸になるのは
 
"潜在意識"
 
です。
 
 
小さな事を実行していくことがいかに潜在意識の力を引き出していくか
を知識編・実践編に分けて書いていきます。
 
 
今回、それを深く考えるきっかけとなったのがこちらの本です↓
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今まで目標を立てても上手くいかず自信を失くしてしまった経験がある人は少なくないと思います。
僕もその1人です。
 
今まで上手く達成できなかったのは
能力や才能がないからではなく、
 "潜在意識の力を上手く活かせていなかったから"です。
 
確実にできる小さな事を実行していくと"潜在意識を味方につける"
ことができます。
 
まずは《知識編》として
そもそも潜在意識とは何なのか?というところから順にお伝えしたいと思います。
 
  1. 潜在意識とは?
  2. 潜在意識との上手な付き合い方
  3. "小さな事"から始めるべき理由
 

1. 潜在意識とは?

潜在意識とは
いわゆる"無意識"と言われる部分で
深いところで自分に強〜く影響を与えている部分です。
 
潜在意識はよく"氷山の一角"に例えられます。
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海面上に浮かぶ氷山(意識)は、氷山全体のごく一部で
海面下には海面上にある氷山の何倍もの氷の塊(潜在意識)があります。
 
割合としては、潜在意識は全体の9割以上を占めます。
 
 
意識を「いつもの自分」とするなら
潜在意識「もうひとりの自分」
であると石井さんは表現しています。
 
当たり前の事ができなかったり、時に矛盾した行動をしてしまう理由は
 
"いつもの自分"と"もうひとりの自分=潜在意識"の関係がギクシャクしているから
 
つまり、"もうひとりの自分=潜在意識"と上手く付き合えていないからです。
 
 

2. 潜在意識との上手な付き合い方

"もうひとりの自分=潜在意識"と上手く付き合うには
その特徴を理解して働きかける必要があります。
 
特徴の一つとして
 
【潜在意識には手足がない】
 
と、石井裕之さんは例えています。
 
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では、手足となるものは何かと言うと
『あなたの行動』です。
 
潜在意識がいくら強力でも
行動しなければ何も始まりません。
 
そして、行動は潜在意識に働きかける強力な"暗示"となります。
 
"暗示"と言うと、言葉による暗示が
一般的なイメージかと思います。
 
言葉による暗示も大事なのですが、
それだけでは不十分で
"言葉と行動をセット"にしてより力を発揮します。
 
 
つまり
 
【言ったことをやる!】
 
ことがよりよい暗示になります。
 
 
さらに、それを"繰り返す=習慣化"することにより暗示はより強力になります。 
 
潜在意識は
注がれる心のエネルギーが大きい程、それを重大な事とみなす
のです。
 
それは良い方面にも悪い方面にも働きます。
 
 

3.  "小さな事"から始めるべき理由

 
高い目標を立てたものの挫折してしまった経験がある方は少なくないと思います。
 
そういった経験を繰り返すことは
実は無意識下で
"自分の発した言葉は実現することはない"
という暗示を自分で自分にかけ続けることになります。
 
「いつもの自分」はそう思っていなくも
「もうひとりの自分」は実現しない方向へとあなたを導いていきます。
 
 
逆に、確実にできる小さい目標を立て実行し繰り返すと
無意識下で
"自分の発した言葉は必ず実現する"
という暗示を自分にかけ続けることになります。
 
 
潜在意識は実現する方向へとあなたを導いていきます。
「いつもの自分」と「もうひとりの自分」が上手く噛み合った状態と言えます。
 
 
大きな目標を立てることは悪い事ではない、というか
むしろあった方がいいと僕は思います。
 
ただ、「あれができない」「これもできない」とできない事にばかり目を向けているとしたら
まずは、自分が確実にできる小さな事を実行し、潜在意識を味方につけ
 
自分のできる事にフォーカスするマインド
 
を育てていくことを大切にして下さい。
 
 
後編は、《実践編》として
今回の内容を踏まえた上で、具体的な目標の立て方や必要な考え方をご紹介します。