坂下春樹の妄想ラボ

読ラボブランドマネージャー/プロデューサー。 あなたの想いや妄想を整理してシンプルで響く言葉に結晶化するコピーライター。読ラボサロン管理人。

『会社を辞めないという選択─会社員として戦略的に生きていく 』〜能動的な選択で人生を積み重ねる〜

  • 僕が今月末(2015年3月末)で今の会社を辞め転職する、という選択をしました。

 

人生は選択と決断の連続です。

 時には「選択をミスった!」と感じた事は誰にでもあると思います。

 

奥田 浩美さんは著書『会社を辞めないという選択─会社員として戦略的に生きていく 』

のあとがきで

 

そのとき置かれている自分が "能動的に選択" したものであれば、

その選択の蓄積によって結果的には必ずそれが

"人生にとって正しいものになる"

 

と語っています。

 

なぜなら、「能動的な選択」をとったということは、

自分が最大限できることを洗い出し、

その瞬間に一番良い自分を選んでいるはずだから、と。

 

「失敗したと感じた選択」もそこでやめさえしなければ、

「次の正しい選択をするためのステップ」になります。

 

私事ですが、この時期に本書に出会えたのは良いタイミングだったと思います。

なぜなら「会社員としてどう働くか」を改めて考えるきっかけになったからです。

 

f:id:springharuking:20150308200344j:plain

 

Amazon.co.jp: 会社を辞めないという選択 会社員として戦略的に生きていく: 奥田 浩美: 本

<著者:奥田浩美さんのブログ>

株式会社ウィズグループ 代表 奥田浩美のブログ - 株式会社ウィズグループ 奥田浩美のブログ

 About me -略歴紹介- - 株式会社ウィズグループ 奥田浩美のブログ

 

会社のイメージ 

 

今まで【会社】というものに対して

「支配しようとしてくる巨大な城(?)」「仕事や給与を与えてくれるもの」

というようなイメージを持っていました。

本書はそれが偏った見方であることに気付かせてくれました。

 

<目次>

  1. 会社は「究極のチーム戦」

  2. 会社は「完成品」ではない

  3. 会社や社会にあなたが何を "与える" か

 

①会社は「究極のチーム戦」

 

「個人VS個人」、「会社VS個人」、「大きな組織VS個」というような

「VS思考」を辞めようと奥田さんは述べています。

 

大きな枠組みで考えれば会社も1つの「個」であり、

向かうべき相手は『会社の外』にある、と。

 

そうは言っても、「苦手なあの人」とチームを 組むなんて想像しただけで気が重い、

なんて思う方もいるでしょう。

 

反りが合わない人は、見方をかえれば「自分にはない強みを持った貴重な存在」になります。

 

苦手な人と分かり合うには、その人の笑顔をどれだけ知っているのかが重要(p.132)

 

無理にその人を好きになる必要はないと思います。

ただ、「視点をかえる」努力はできるのではないでしょうか。

 

そのためには、社内で戦う相手ではなく、

先にある"ビジョン "に目を向けるべきです。

 

 

②会社は「完成品」ではない

 

会社は既に出来上がったもの、といったイメージを以前は持っていました。

 

完璧な存在だという前提で考えているから、

「なんで○○が〜なんだ」と不平・不満 が湧いてくるのかもしれません。

 

会社は 「作られたもの」ではなく、現在進行形で「自分たちが作っていくもの」

という捉え方ができるかどうかが大事です。

 

奥田さんは、会社を「レゴブロックで組み上げられた作品」と例えています。

僕らはそのパーツの1つ1つで、それぞれが「何を必要されているのか」を

認識することが大事だと述べています

 

 

③会社や社会にあなたが何を"与える"か

 

僕らは与えられることに慣れ過ぎてしまっているのかもしれません。
 

一番大事なことは

会社という財産を”使って”、あなたが会社や社会に何かを”与える”

という発想です(p.42)

 

前項にも通じますが、会社は「与えてくれるもの」という発想ではなく

 “自分”という財産を使って、いかに自分が「与えられる」か、

こういったマインドがこれからの社会に生きる上でより重要になってくる気がします。

 

「会社や社会に与えるなんて、そんな大きなこと何もできやしない」

とそこで思考停止するのではなく 

例えば、自分のいる部署のチームの一員として

「チームに何を貢献できるか」「どんな役にたてるのか」

と考え、小さな事から実行していけばいいと思います。

 

f:id:springharuking:20150308200935j:plain

 

 まとめ

奥田さんは本書の講演で、

時代は「統率」「競争」の社会から多様性」「共創」の社会へと

移りかわっていっていると語っていました。

 

つまり、

 

『社内外の多様な人々と手を組み仕事を一緒に仕事を創っていく社会』

 

となっていくわけです。

 

本書は『会社を辞めないという選択─会社員として戦略的に生きていく 』

というタイトルですが、

決して、会社を辞め独立・起業することを否定しているわけではありません。

 

大事なのは、どんな立場であれ

 

【自ら社会に何かを生み出そうマインド】

 

を持つことです。

 

 

そんなマインドを持って、

自分の人生に「能動的な選択」を積み重ねていこうと思います。 

 

↓本書の書評について書かれたイチオシ記事↓


こうき心☆スイッチ for Family | 「会社を辞めないという選択」≠「会社にしがみつけ」

 

Amazon.co.jp: 会社を辞めないという選択 会社員として戦略的に生きていく: 奥田 浩美: 本