"不安"との付き合い方 ① ~書き出して、視点を変えて、かわいがる!?~
あなたは"不安"とどう付き合ってますか?
過去を振り返ると、
僕はあれこれ考えすぎて不安にかられることが多かったです。
その対処法としてよくやるようになったのが
「不安をノートに書き出す」
という行為。
きっかけとなった1冊がレコーディング・ダイエットでも有名な
です。
Amazon.co.jp: あなたを天才にするスマートノート: 岡田 斗司夫: 本
目次
① 悩みのジャグリング
② 何が不安だったのか?
③ 視点をかえる
① 悩みのジャグリング
頭の中だけでグルグル考えて、自分で勝手に不安を大きなものにしてしまう。
これを著書の岡田斗司夫さんは
『悩みのジャグリング』
と呼んでいます。
悩みの本質、苦しさの本質というのは、
「複数の問題を頭の中でグルグルと回している状態」
から生まれるのだと気付きました。(p.90)
経験ある人も結構いらっしゃると思いますが、
モヤモヤした事を紙やノートなどに書くと、それだけでスッキリするし、
言語化し並べていくことによって整理されます。
記憶だけに頼って脳内で覚えておこうとすることがジャグリングなら、
それをテーブルの上に並べて一目で見られるようにするのが
「紙に書き出す」です。(p.92)
そもそも"不安な気持ち"は
正体が分からない恐怖心
から湧き起こるものだと思います。
Shin Sasaki (@eigo_panda) | Twitter
② 何が不安だったのか?
先日も不安にかられたので、ノートに書き出してみた結果、
転職や起業など、今後の働き方を考えるに当たっての
「社会人としての自信のなさ」
が今回の不安の大本である事が分かりました。
その根拠として
・年の割に社員としての勤務年数が少ない(Totalで 3年)
・仕事において"能力不足"で感じた経験がある
・特に「コミュニケーション能力」に自信がない
という自分の声が聞こえました。
書き出した後は、
「自分がコントロールできること」「今できること」
に目を向け、行動していけばいいわけです。
(この部分の掘り下げはまた別の機会で)
③ 視点をかえる
で、不安と向き合うのはもちろん大事なんですが、
不安に意識を向け、見つめ過ぎてしまったがため、
もの凄く憂鬱な気分に覆われました。
そのとき、行動習慣のプロコーチ、シャーリーこと社領大輔氏に
「ノートに書き出し、不安と向き合った行為」を認めつつ、
【 視点をかえる 】ようアドバイスしてくれました。
視点を向けるよう促してくれたのは主に次の3つです。
・自分の「武器(リソース)」
・今まで送った「できた事」
・在りたい姿を描いた「ビジョンボード」
【振り返り:2015年5月】毎朝、「できた事」をコーチに送りつけてみた - 坂下春樹の妄想ラボ
ノートに書いた「自分の武器(リソース)」や
今までコーチに 送りつけた 送った「できた事」を眺めていると
だんだん気持ちが楽になり、胸が少し暖かくなってきました。
ちょっと視点をかえただけなのに。
昔から僕は物事にハマったら飲めり込みやすい傾向にあります。
夢中になって周りが見えなくなってしまう、ということもよくありました。
見方をかえると、
「フォーカスする力」に長け、
夢中になった事には集中力と行動力を発揮できる
という"強み"がある、と言えます。
良からぬ方向にフォーカスしそうになったときは
ツールを利用しながら視点をスイッチして対処したいと思います。
まとめ
"不安への対処法"として僕がオススメしたいのが
不安を紙(ノート)に書き出すこと。
そして、不安だけに意識を向けず、
「今、自分ができること」や
「過去にできた事」、「既にあるもの・持っているもの」
にも目を向ける
という事です。
不安を感じない人間はいないし、一生付き合っていくものなので
「ったくしょうがねぇなぁ、コイツは(ヨシヨシ)」
と不安な気持ちを"ペット感覚"でかわいがる
くらいのスタンスを目指します(笑)
真横から見た実家の愛犬「ゆめ」
<続編>
【振り返り:2015年5月】毎朝、「できた事」をコーチに送りつけてみた
もし、日々「できなかった事」 ばかりに意識が向き
自信を失くし気味の人がいるならば、
"できた事"を書き出す
のをオススメします。
その理由は、
"できた事"に目を向けることが習慣になり、
「自分を肯定する力」が育つ
と感じたからです。
なぜそれを始めたのか?
5月は「加速」をテーマに掲げていましたが、
中頃、自信が少し下がり気味な自分に気が付きました。
そして、恒例のミッション朝活の場で次のような宣言をしました。
毎朝、「昨日のできた事」をメッセージで送る
ちなみに 送りつける 送る相手はマイコーチの社領大輔氏です。
それまで、「早起きの習慣化」のために
・出発時に家を出た時刻を報告するメールを送る
という約束をし、続けていました。
自信を失い、エネルギーが落ちいているときは
自己肯定感を高めることが優先だと、今までの経験で感じているので
早起きメールに「できた事」を書き加えてみようと思い立ちました。
まだ、続けて1週間程ですが
【"できた事"を書き出す】
ことに取り組むに当たって、
感じたこと・気をつけていることを3つご紹介します。
① 夜より朝の方が続けやすい
② 凹んだときこそ書き出す
③ スタイルは自由だ!
① 夜より朝の方が続けやすい
僕は朝に「昨日のできた事」をFacebookのメッセージに書いてコーチに送っています。
一日の終わりに、その日の"できた事"を送ってもいいのですが
僕は続けてみて、朝の方がいいと思いました。
それは、僕の場合
"朝"にやると決めたルーティーンの方が
実行率が高く、継続しやすい
という傾向があるからです。
人は「朝」に比べて「夜」の方が感情的になると言われ、
ネガティブな発想になりやすいし、急な誘いが入る可能性も高いですよね。
朝は頭がクリアですし、
朝に「できた事」 に目を向けることにより
1日を気持ちよくスタートできる
というメリットもあります。
② 凹んだときこそ書き出す
気分の上り下がりがない人はいません。
上手くいかず気分が落ちたときこそ
「できた事」を書き出す
ことが、この取り組みの "肝" なのではないかと感じています。
いろいろ上手くいって気分がいいときは
誰でも"できた事"はスラスラ書けます。
上手くいかないときにこそ、そこばかりに捉われず
"できた事"に視点を切り替える。
「とにかくポジティブ思考でいこう!」という提案ではなく
"できなかった事"は事実として受け止めつつ
「でも、コレとコレはできたよね」って
『できた事』をちゃんと見つめよう
って話です。
「やってみたけど書くことがない」という方は
"できた事"がない訳ではなく、そのハードルが高すぎるのだと思います。
ここで、僕が書いたものを一部公開します。
こういった些細なことでいいと思います。
大事なのは
「できた事」に目を向ける癖をつける
ことで、そのためにもまずは
「できなかった事ばかり考えてるな、私」
と自分で気付けるようになる
といいと思います。
③ スタイルは自由だ!
僕は
社領大輔氏にメッセージで 送りつける 送る
という方法をとっています。
1人では続けるのは難しいし、せっかくやった事を人に見て欲しいと思ったので
朝活という場で公言し、やらざるを得ない状況を作りました。
また、ライバル視している彼にドヤ顔気分で送りつける
のも僕のやる気をさらに引き出す常套手段になっています。
読者のみなさんも
"社領氏に送る形式"を選択肢の1つとして頭に入れつつ
自分の気に入った方法でやってみて下さい。
例えば、
・日記や専用のノートに書く
・自分宛のメール文で送る
・友人と"できた事"を報告しあう
・主催イベントの自己紹介タイムのお題として使う
→「最近の"自分褒め"エピソードは?」
・自分の先週の"できた事"のシェア&他の人のいいところを褒め合うイベントを開催してみる
etc
やり方は自由だ!!
まとめ
今回、僕が"できた事"を書き出すことをオススメする理由は
"できた事"に目を向けることが習慣になり、「自分を肯定する力」が育つ
と冒頭でお伝えしました。
いくらパワフルでエネルギッシュに見える人でも
必ず弱るとき、落ち込むときはあります。
心が折れない"屈強さ"ではなく、
たとえ何度倒れても、
そこから這い上がっていける人で在りたい
と僕は思っています。
今回紹介した事に限らず、日々の小さな積み重ねは
その力の源になると信じています☆
なぜ"継続"できるのか? 〜当たり前を紐解いてみた〜
「坂下さん、それってなぜ"継続"できてるんですか?」
先日、吉祥寺の音楽教室時代の仕事仲間であり、
現在、起業家として活動中の畠山勇一氏に質問を受けました。
僕の強みの1つとして指摘してくれたのが "継続する力"。
と言っても、何でも継続できたわけではなく
いや、むしろ継続できなかった事の方が多いくらい。
「まぁ普通」だと思っていたので、
今まで自分の”継続力”については、深く掘り下げた事はありませんでした。
それに「継続する力=習慣化」と言えば、
その道の達人もたくさんいるので
その力は遠く及ばず、僕が取り立てて言うことはないだろう、と思っていました。
しかし、自分にとっては当たり前の中にこそ、
『自分の強み』があったりするもんです。
自分が継続するのが得意な一番の理由は、
小さな成長を楽しめる
からです。
特に数値などの目に見える変化は
「ドラゴンクエストで言うところの"経験値"を得る感覚」に通ずるものを感じ
やる気を増長させます。
その日、分析力に長ける畠山氏と話す中で気付かせてもらったもう1つ別の要素は
感情と行動の切り離しが上手い
という部分です。
「モチベーションに頼ってないですよね。」
とも表現してくれました。
言われてみれば、
感情の起伏に関わらず
それはそれとして淡々とソレをこなす
(=「割り切り力」?)
のが人より得意かもしれません。
僕は感情を表現するのが苦手で、それを負の要素と捉えていましたが
「割り切り力」の根源、つまり、隠れた "継続の秘訣"
にもなっていたわけです。
自分と向き合い堀り下げる事も大事だけど、
"他者の客観的な視点"の必要性も感じた、
西荻窪のある夜でした。
"当たり前"の紐解きは続く、、、
♢USPデザイナー畠山勇一氏の個別相談(無料)をご希望の起業家、起業家志望の方はコチラからお気軽にメッセージしてみて下さい↓↓
『 才能が9割 3つの質問であなたは目覚める』 ~ コツコツ成長した先に得たいものは "自由" だった 〜
これまで『コツコツと成長する楽しさを伝えたい!』
という自分のミッションについて何度も語ってきました。
しかし、少し前から違和感を感じるようになりました。
RPGの主人公のように「コツコツ自分を育てていく」のが好きなのは間違いないけど
自分の想いを表現仕切れていない、ように感じました。
そんな折、北端康成さんの著書
の「3つの質問」に答え、ある1つの仮説が浮かびました。
『才能が9割 3つの質問であなたは目覚める』 北端康良(著)
コツコツと成長をしていった先に求めていたもの、
それは ”自由”なマインド です。
人にどう思われるているかを気にしたり、
人に嫌われることを恐れたり、
自分自身で閉じ込めていた"欲望"や"感情"に素直になる。
本当に在りたい自分の姿になる。
そんな 精神的な"自由"です。
そう思うに至った『才能が9割 3つの質問であなたは目覚める』に出てくる
"3つの質問"とそれに対する回答、そして、"僕の過去"についてお伝えします。
目次
・「才能の源泉」と「3つの質問」
・「3つの質問」に答えてみた
・ 僕の「なかった」話
・ 最後に、、、
「才能の源泉」と「3つの質問」
北端康良氏は偉人達の「才能の秘密」を研究し、『才能心理学』として体系化しました。
北端氏は
才能 = 感情を行動に移した結果、生まれる能力
と定義し、中でも「心を突き動かす強い感情」を
【 才能の源泉 】と呼んでいます。
才能の源泉とは、その人にとって人生で最も大切にしたい感情であり、
それを価値観にかえたものを【 コア・コンセプト 】と名付けています。
「才能の源泉」を原動力に
「コア・コンセプト」を行動に移せば
誰もが才能を手に入れることがきる
とあり、自分の才能を引き出すための次の「3つの質問」 が用意されています。
① 20歳までにあったもの、なかったものは何ですか?
② 今、興味のあること、
または問題だと感じることは何ですか?
③ 気になる人はどんな人ですか?
「3つの質問」に答えてみた
僕の出した回答は次の通りです。
① 20歳までにあったもの、なかったものは何ですか?
あった … 祖父母や両親など周りの大人に愛されて育った
なかった… 怒られるのが怖くて、人の顔色(父親、大人)を伺いながら過ごしていた
自分に自信がなく、口下手で自己主張できなかった
② 今、興味のあること、または問題だと感じることは何ですか?
興味 … 起業、コーチング、ブログ、ノマド、ウクレレ、コミュニティ
問題意識 … 生き方&働き方に悩み、心と体を苦しませている人が多い
みんな世間や人の目を気にし過ぎている人が多い
「やりたいこと」が分からなくて悩む人が結構いるんじゃないか
③ 気になる人はどんな人ですか?
気になる人…起業家、ノマドワーカー、ブロガー、コーチ、ミュージシャン、サーファー
「ある人」「ない人」とは?
3つの質問の中で、1番核になるのは①の質問です。
人生に「あったもの」に心を突き動かされ、追求した人を「ある人」
「なかったもの」に心を突き動かされ、追求した人を「ない人」
と著者は呼んでいます。
「ある人」はあったものへの感謝・感動から才能を開花させるため
「分かち合う」傾向にあります。
「ない人」はなかったものを手に入れようとするので
「生み出す」傾向にあります。
(p.86)
僕は「ない人」であると感じています。
僕の「なかった」話
僕の実家は、いわゆる中流の家庭で経済的に恵まれていたと思います。
地方に住む僕は、学費を全て払ってもらった上で東京の大学に進学させてもらいました。
大学を卒業後、専攻と関係のない「好きな音楽の道」に進むことを許して頂き、
同年代と比べてだいぶ自由な生き方をしてきたんじゃないかと思います。
不自由に感じていたもの、
それは 精神的な不自由 なのだと気が付きました。
僕が小さい頃、頑固で無口な父親に怒られることに恐れていました。
もちろん僕が悪い部分もありましたが、
理不尽な事で怒られたり、理不尽な伝え方をされた感覚
が記憶として残っています。
現在では、父は子供と接し方が下手で「不器用な人」だったんだと思えますが、
昔は、父親に対して「嫌な感情」ばかり抱いていたと思います。
そこが始まりなのか分かりませんが、
大人に対し 「絶対的な存在」「逆らってはいけない」
というような思い込みがあり、
その頃から、人の顔色を伺って生きているような気がします。
また、中学校に入ったばかりの頃
周りと比べて幼かった自分は、その振る舞いや発言で
一部のグループの人に「嫌われた経験」があります。
その頃から、嫌われる事をひどく恐れ、より人目を気にして
「目立つのはよくない」「普通が一番だ」
と自分に言い聞かせる時期がありました。
自分の感情を抑え込むようになったのは、"思春期"故の恥ずかしさだけではなく、
このときの影響が強いんじゃないかと今改めて思います。
まとめると、
自分の思うように振る舞うことができなかった
というのが、僕の「なかったもの」なのではないかと思います。
周りの目ばかり気にして、自分の「感情」や「本心」を自分自身で抑え込み、
いつしかそれが普通になっていました。
そして、自分の感情に気付きずらくなっていたんだと思います。
それが、自分の在りたい姿を思い出させてくれたコーチの存在や
日々、自分の『欲望』の声に日々耳を傾けることによって気付く事ができました。
小さな事をコツコツ積み重ね、達成感や自信を得ていくうちに
「自分にもできるかもしれない」「きっとできる」
という気持ちが大きくなり、自分自身の本当の声が聞こえてきたんだと思います。
②③の質問への回答も、全て「自由」というキーワードをくくれますし
最終的には、僕のように
自分自身を鎖で縛ってしまった人の鎖をほどき、
本来の自分を呼び起こし自由にしてあげる
そのお手伝いをしたいんじゃないか、と思いました。
まずは、自分自身をもっと自由にしてあげる
ために行動を重ねていこうと思います。
最後に、、、
今回ご紹介した本に関するイベントではありませんが、
自分の『本当の欲望』に気付くきっかけになるワークショップが
近日開催されるのでご紹介します☆
2015/6/7(日)14:00 - 17:30 @ 恵比寿ヨコニワ
★行動イノベーションとは★
自分の欲望に素直になり、行動を加速させていくためスキルです。
★講師紹介★
社領大輔 氏
行動イノベーション認定講師、行動習慣プロコーチ、整理収納アドバイザー
毎週「ミッション朝活」をコーチングスキルを交えて都内で実施。
その他の詳細はコチラ
https://www.facebook.com/events/1614994205408002/