坂下春樹の妄想ラボ

あなたの想いを整理してシンプルで響く言葉に結晶化するコピーライター/はじめの一歩を応援するコミュニティ「ドクラボ」プロデューサー

"存在そのものの価値" を探るためにやってみたこと ~『 人生が180度かわる 幸せの法則 』~

 

『あなたのに存在そのものに価値がある』

 

誰かに言われたり、本などで見たことがある人は多いと思います。

 

 

間違いないんだろうけど、そう信じきれないときが僕にはありました。

 

その原因が 木下 晴弘氏の

『 人生が180度かわる 幸せの法則 』を読んで分かりました。

 

 

そして、気分が落ちていたある日、

自分の『存在そのものの価値』を欲した僕は、小さなアクションを実行してみました。

 

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Amazon.co.jp| 人生が180度変わる幸せの法則| 木下 晴弘| 本| か行の著者

 

 

目次

1. 本の紹介

2. 気がついたこと

3. やってみたこと

 

 

1. 本の紹介

 

この本は、ある会社員の物語です。

 

主人公は幼き頃のある出来事をきっかけに

「結果を出さなければ、母は認めてくれない」

という"思い込み"を強くもったまま、大人になります。

 

家庭を持ち、仕事もバリバリこなし、順風満帆に進んでいるように見えましたが

不幸な出来事が次々と主人公に降り掛かります。

 

そして、主人公は人生に行き詰まり、

その”思い込み"が間違いであった事に気付きます。

 

 

あとがきに下記のような解説がありました。

  

保護者の多くはわが子への承認を「行動」と「成果」にフォーカスします。

(中略)

「行動」「成果」のみにフォーカスされ続けると、

人は自分の「存在」が不安になり始めます。

 

「この『行動』をとらない私は、誰からも愛されないのはないか?」

「この『成果』を手に入れない私は、誰からも愛されないのはないか?」

(P.179)

 

 

2. 気が付いたこと

 

僕は本のストーリーに感動し涙しつつも、ある事に気が付きました。

 

それは、

僕が掲げていた「コツコツ成長していく楽しさを伝えたい」というミッションには

 

コツコツ努力(行動)して、成長(成果)しない

自分に価値はない

 

という"思い込み""囚われ"があった、ということです。

 

 

僕は

家族に『存在』自体を愛してもらっているを感じるし、

単純に、コツコツ継続して自分を育てていくことが好き

なのには間違いありません。

 

ただ、

自分の存在自体に価値を感じきれていない自分

にも気が付きました。

 

 

3. やってみたこと

 

そんなとき、頼れるマイコー 社領大輔 氏(シャーリー)に

以下の質問してみました。

 

Q.「存在そのものに価値がある」と頭でわかったつもりになっても、そう感じられないときがあります。

シャーリーだったら、そんなときはどうしますか?

 

彼は次の方法を提示してくれました。

 

① 自分が存在自体に価値があると思えるものに対して

    なぜ価値があると感じるのか?」を考えてみる

② 「私がいることはどんな価値があると思う?」

      と人に聞いてみる

③ 自分の生まれてきた奇跡を考えてみる

 

 ⇒【これらをやりながら自分を受け入れる】

 

 

まず、最初にやってみたのが

② 「私がいることはどんな価値があると思う?」 と人に聞いてみる

です。

 

早速、シャーリーや友人に聞いてみました。

シャーリーは以下のような返事をくれました。

(本人の許可をとって掲載しています。)

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素直に嬉しく、あったかいキモチになりました。

もう他の2つはやらなくても充分な気分でした(笑)

 

 

次に実行したのは ③ 自分の生まれてきた奇跡を考えてみる。

 

僕の父親と母親が出会い、結ばれていなければ

当然、僕はこの世に生まれていません。

 

僕の両親もしかり、さらにその両親もしかり。

ご先祖から脈々と受け継がれてきた命。

 

さらに辿っていくと、一家の家系図を超えて

「人類の誕生」や「宇宙の歴史」にまで踏み込みそうな勢いだったので

妄想はそこそこで辞めにしました(笑)

 

普段は自覚しづらいですが、想像力を働かせると 

確かに「自分がここにいる奇跡」を感じることができました。

 

 

最後に、

① 自分が存在自体に価値があると思えるものに対して、なぜ価値があると感じるのか考えてみる

です。

 

例えば、大きな業績を成したある経営者。

多くの人にそのサービスを通して、夢や希望を与えているだけでなく、

雇用を生み出し、多くの家族を支え、社会に貢献しています。

 

経営者に限らず、偉大な業績を成した人はこの世にたくさんいます。

 

しかし、自分にとって、その存在に価値を感じるのは誰なのか考えてみると

遠くの憧れの人よりも身近にいる家族・友人の顔が先に浮かびました。

 

素直に 「いてくれて良かった」と思えます。

ただ、その存在に感謝します。

 

 

まとめ

 

自分の存在に価値を感じたかった僕はマイコーチに教わった事をやってみました。

 

まず、真摯に答えてくれた彼に感謝です。

 

 

やってみた結果、

やる前と比べて「存在することの価値」を感じることができました。 

 

ただ、それ以上に

自分の事ばかり考えているし内向きのベクトルから

他者の存在に感謝する外向きのベクトル

視点をうつすことができました。

 

 

 

今回は本書の一節で締めさせて頂きます。

 

人の幸せ感は、成績でも経歴でもなく、

「他人の喜びを我が喜びと感じる人生を選択できるかどうか」

だけで決まっていたのです。(p.173)

 

 

 

"不安"との付き合い方 ① ~書き出して、視点を変えて、かわいがる!?~

 

 あなたは"不安"とどう付き合ってますか?

 

 

過去を振り返ると、

僕はあれこれ考えすぎて不安にかられることが多かったです。

 

 

その対処法としてよくやるようになったのが

 

「不安をノートに書き出す」

 

という行為。

 

 

きっかけとなった1冊がレコーディング・ダイエットでも有名な

岡田斗司夫さんの著書『あなたを天才にするスマートノート』

です。

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Amazon.co.jp: あなたを天才にするスマートノート: 岡田 斗司夫: 本

 

目次

① 悩みのジャグリング

② 何が不安だったのか?

③ 視点をかえる

 

 

① 悩みのジャグリング

 

頭の中だけでグルグル考えて、自分で勝手に不安を大きなものにしてしまう。

 

これを著書の岡田斗司夫さんは

『悩みのジャグリング』

と呼んでいます。

 

悩みの本質、苦しさの本質というのは、

複数の問題を頭の中でグルグルと回している状態」

から生まれるのだと気付きました。(p.90)

 

経験ある人も結構いらっしゃると思いますが、

モヤモヤした事を紙やノートなどに書くと、それだけでスッキリするし、

言語化し並べていくことによって整理されます。

 

記憶だけに頼って脳内で覚えておこうとすることがジャグリングなら、

それをテーブルの上に並べて一目で見られるようにするのが

「紙に書き出す」です。(p.92)

 

そもそも"不安な気持ち"は

正体が分からない恐怖心

から湧き起こるものだと思います。

 

Shin Sasaki (@eigo_panda) | Twitter

 

 

② 何が不安だったのか? 

 

先日も不安にかられたので、ノートに書き出してみた結果、

転職や起業など、今後の働き方を考えるに当たっての

「社会人としての自信のなさ」

が今回の不安の大本である事が分かりました。

 

その根拠として

・年の割に社員としての勤務年数が少ない(Totalで 3年)

・仕事において"能力不足"で感じた経験がある

・特に「コミュニケーション能力」に自信がない

という自分の声が聞こえました。

 

書き出した後は、

「自分がコントロールできること」「今できること」

に目を向け、行動していけばいいわけです。

(この部分の掘り下げはまた別の機会で)

 

 

③ 視点をかえる

 

で、不安と向き合うのはもちろん大事なんですが、

不安に意識を向け、見つめ過ぎてしまったがため、

もの凄く憂鬱な気分に覆われました。

 

そのとき、行動習慣のプロコーチ、シャーリーこと社領大輔氏に

「ノートに書き出し、不安と向き合った行為」を認めつつ、

【 視点をかえる 】ようアドバイスしてくれました。

 

視点を向けるよう促してくれたのは主に次の3つです。

・自分の「武器(リソース)」

・今まで送った「できた事」

 ・在りたい姿を描いた「ビジョンボード」

【振り返り:2015年5月】毎朝、「できた事」をコーチに送りつけてみた - 坂下春樹の妄想ラボ

 

ノートに書いた「自分の武器(リソース)」

今までコーチに 送りつけた 送った「できた事」を眺めていると

だんだん気持ちが楽になり、胸が少し暖かくなってきました。

 

ちょっと視点をかえただけなのに。

 

 

昔から僕は物事にハマったら飲めり込みやすい傾向にあります。

夢中になって周りが見えなくなってしまう、ということもよくありました。

 

見方をかえると、

「フォーカスする力」に長け、

夢中になった事には集中力と行動力を発揮できる

という"強み"がある、と言えます。

 

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良からぬ方向にフォーカスしそうになったときは

ツールを利用しながら視点をスイッチして対処したいと思います。

 

 

まとめ

 

"不安への対処法"として僕がオススメしたいのが

不安を紙(ノート)に書き出すこと。

 

そして、不安だけに意識を向けず、

「今、自分ができること」や

「過去にできた事」、「既にあるもの・持っているもの」

にも目を向ける

という事です。

 

不安を感じない人間はいないし、一生付き合っていくものなので

「ったくしょうがねぇなぁ、コイツは(ヨシヨシ)」

と不安な気持ちを"ペット感覚"でかわいがる

くらいのスタンスを目指します(笑)

 

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 真横から見た実家の愛犬「ゆめ」

 

<続編>

【振り返り:2015年5月】毎朝、「できた事」をコーチに送りつけてみた

もし、日々「できなかった事」 ばかりに意識が向き

自信を失くし気味の人がいるならば、

"できた事"を書き出す

のをオススメします。

 

その理由は、

"できた事"に目を向けることが習慣になり、

「自分を肯定する力」が育つ

と感じたからです。

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なぜそれを始めたのか? 

 

5月は「加速」をテーマに掲げていましたが、

中頃、自信が少し下がり気味な自分に気が付きました。

 

そして、恒例のミッション朝活の場で次のような宣言をしました。

 

毎朝、「昨日のできた事」をメッセージで送る

 

ちなみに 送りつける 送る相手はマイコーチの社領大輔氏です。

 

それまで、「早起きの習慣化」のために

・出発時に家を出た時刻を報告するメールを送る

という約束をし、続けていました。

 

自信を失い、エネルギーが落ちいているときは

自己肯定感を高めることが優先だと、今までの経験で感じているので

早起きメールに「できた事」を書き加えてみようと思い立ちました。

 

まだ、続けて1週間程ですが

【"できた事"を書き出す】

ことに取り組むに当たって、

感じたこと・気をつけていることを3つご紹介します。

 

① 夜より朝の方が続けやすい

② 凹んだときこそ書き出す

③ スタイルは自由だ!

 

 

① 夜より朝の方が続けやすい

 

僕は朝に「昨日のできた事」Facebookのメッセージに書いてコーチに送っています。

 

一日の終わりに、その日の"できた事"を送ってもいいのですが

僕は続けてみて、の方がいいと思いました。

 

それは、僕の場合

"朝"にやると決めたルーティーンの方が

実行率が高く、継続しやすい

という傾向があるからです。

 

人は「朝」に比べて「夜」の方が感情的になると言われ、

ネガティブな発想になりやすいし、急な誘いが入る可能性も高いですよね。

 

朝は頭がクリアですし、

朝に「できた事」 に目を向けることにより

1日を気持ちよくスタートできる

というメリットもあります。

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② 凹んだときこそ書き出す

 

気分の上り下がりがない人はいません。

上手くいかず気分が落ちたときこそ

「できた事」を書き出す

ことが、この取り組みの "肝" なのではないかと感じています。

 

いろいろ上手くいって気分がいいときは

誰でも"できた事"はスラスラ書けます。

 

上手くいかないときにこそ、そこばかりに捉われず

"できた事"に視点を切り替える。

 

「とにかくポジティブ思考でいこう!」という提案ではなく

"できなかった事"は事実として受け止めつつ

「でも、コレとコレはできたよね」って

『できた事』をちゃんと見つめよう

って話です。

 

「やってみたけど書くことがない」という方は

"できた事"がない訳ではなく、そのハードルが高すぎるのだと思います。

 

ここで、僕が書いたものを一部公開します。

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こういった些細なことでいいと思います。

 

 

大事なのは

「できた事」に目を向ける癖をつける

ことで、そのためにもまずは

「できなかった事ばかり考えてるな、私」

と自分で気付けるようになる

といいと思います。

 

 

③  スタイルは自由だ!

 

僕は

社領大輔氏にメッセージで 送りつける 送る

という方法をとっています。

 

1人では続けるのは難しいし、せっかくやった事を人に見て欲しいと思ったので

朝活という場で公言し、やらざるを得ない状況を作りました。

 

また、ライバル視している彼にドヤ顔気分で送りつける

のも僕のやる気をさらに引き出す常套手段になっています。

 

読者のみなさんも

"社領氏に送る形式"を選択肢の1つとして頭に入れつつ

自分の気に入った方法でやってみて下さい。

 

例えば、

・日記や専用のノートに書く

・自分宛のメール文で送る

FacebookTwitter、ブログなどで投稿する

・友人と"できた事"を報告しあう

・主催イベントの自己紹介タイムのお題として使う

  →「最近の"自分褒め"エピソードは?」

・自分の先週の"できた事"のシェア&他の人のいいところを褒め合うイベントを開催してみる

etc

 

やり方は自由だ!!

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まとめ

 

今回、僕が"できた事"を書き出すことをオススメする理由は

"できた事"に目を向けることが習慣になり、「自分を肯定する力」が育つ

と冒頭でお伝えしました。

 

いくらパワフルでエネルギッシュに見える人でも

必ず弱るとき、落ち込むときはあります。

 

心が折れない"屈強さ"ではなく、

たとえ何度倒れても、

そこから這い上がっていける人で在りたい

と僕は思っています。

 

今回紹介した事に限らず、日々の小さな積み重ねは

その力の源になると信じています☆

 

なぜ"継続"できるのか? 〜当たり前を紐解いてみた〜

 

「坂下さん、それってなぜ"継続"できてるんですか?」

 

先日、吉祥寺の音楽教室時代の仕事仲間であり、

現在、起業家として活動中の畠山勇一氏に質問を受けました。

 

僕の強みの1つとして指摘してくれたのが "継続する力"

 

と言っても、何でも継続できたわけではなく

いや、むしろ継続できなかった事の方が多いくらい。

「まぁ普通」だと思っていたので、

今まで自分の”継続力”については、深く掘り下げた事はありませんでした。

 

それに「継続する力=習慣化」と言えば、

その道の達人もたくさんいるので

その力は遠く及ばず、僕が取り立てて言うことはないだろう、と思っていました。

 

しかし、自分にとっては当たり前の中にこそ、

『自分の強み』があったりするもんです。

 

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自分が継続するのが得意な一番の理由は、

小さな成長を楽しめる

からです。

 

特に数値などの目に見える変化

ドラゴンクエストで言うところの"経験値"を得る感覚」に通ずるものを感じ

 やる気を増長させます。

 

その日、分析力に長ける畠山氏と話す中で気付かせてもらったもう1つ別の要素は

感情と行動の切り離しが上手い

という部分です。

 

「モチベーションに頼ってないですよね。」

とも表現してくれました。

 

言われてみれば、

感情の起伏に関わらず

それはそれとして淡々とソレをこなす

(=「割り切り力」?)

のが人より得意かもしれません。

 

僕は感情を表現するのが苦手で、それを負の要素と捉えていましたが

「割り切り力」の根源、つまり、隠れた "継続の秘訣"

にもなっていたわけです。

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自分と向き合い堀り下げる事も大事だけど、

"他者の客観的な視点"の必要性も感じた、

西荻窪のある夜でした。

 

"当たり前"の紐解きは続く、、、

 

 

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